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ざざー、ざざー、とまた波の音で目が覚めました。目が覚めた時が起きる時…バケーションの素晴らしさです。
「天気は?」
「晴れてるよー♪」
やったー!台風の強風で飛ばされたのか、雲がほとんどない青空。ハワイはこうでなくちゃ。
「昨日までは台風のせいで少し湿気っぽかったけど、今日は爽やかだね。こんな気候なら良いなあ」
でしょー、でしょー?
朝思い切りのたのたしてから、お昼を食べにまたカアナパリのホエラーズ・ビレッジに行きました。
今日の予定は3時に迎えが来る、ハレアカラ火山での日没&天体観測ツアーだけです。このツアーは拘束時間が長い(戻るのは夜の10〜11時)&料金が高め(1人130ドル)のため、せっかく行っても曇っていて見れなかったでは余りに痛手が大きく、いつにするか非常に悩んでいました。今日の天気なら問題ないでしょう。
「何食べる〜?」
ホエラーズ・ビレッジにはレストランは3つしかありません。HULA GRILLには行ってしまったので、残るはあと2つ…。まあ大差ないよね、と適当に入りました。夫はケイジャン料理(何故ハワイで?)私はフィッシュ&チップス(これまた何故ハワイで?)、まあこんなもんでしょ、という味でした。青い海と青い空が見え、心地よい風が吹く、味よりもこっちが売りだったと思います。
「まだ時間あるから、鯨博物館でも観る?」
ここの3階に無料の博物館があります。内容は、無料にしてはよく集めたなという感じ。ムービーコーナーでは、鯨に触れるツアーがあるらしく、その様子を流していました。
「アロハ欲しいな。買って良い?」
「普段でも着れるのにしてね」
たらたらとショッピングをして、のんびり部屋に帰りました。まだ時間があるので、読書、お昼寝…。
迎えが来るまであと20分というところで、留守電が入っていることに気付きました。
「今日のツアー、パーソナルチェック使えないって!」
えー!クレジットカードは受け付けません、現金かトラベラーズチェックにして下さいとあったので、パーソナルチェックも大丈夫だろうと思っていました。念のため確認の電話を入れ、回答が留守電に入っていたのです。
「何でアメリカなのにチェックだめなの〜?」
「ATM探して下ろしてくるよ!!」
寸前でドタバタ。結局時間ギリギリになってしまいました。
お迎えのバスに乗って、ハレアカラ火山での日没&天体観測ツアーへ。まずはツアー会社のオフィスで手続きです。「うわー、たくさんいるねえ」
総勢30名ほど?今日のツアーは大所帯です。
「今日は良い天気なので期待出来ますよー!ここから見ても山の天辺が見えるでしょう?これって珍しいんですよ。今はインターネットで頂上の様子がライブで見れますからね、ほら雲1つない!」
案内の人の言葉に期待が高まります。
そしてバス3つに分かれて出発。途中で体を高度に慣らすため、2回の休憩があります。ハレアカラは標高3055メートル、頂上は雲の上です。
頂上に着くまでに見たものは、
・アヒナヒナ(ハワイとヒマラヤにしかない、10数年にたった1度だけ花を咲かせ枯れるという珍しい植物です。花が咲いていないと、もこもこしたサボテンみたいでした。)
・ネネ(ハワイにだけ生息する絶滅の危機に瀕している鳥で、マウイにいるのは200羽だけ。つがいになると相手を替えないそうです。私が見たのは200羽の内の3羽?)
・クレーター(周囲約34キロメートル!巨大です。)
「寒い、寒い、寒い〜」
頂上に近づくにつれ、ハワイとは思えない寒さです。ツアーの方に防寒着を借りました。
ようやく頂上に到着しました。
「あと10分で日没で〜す」
うわー、急いで最先端へ。雲海に日が沈む瞬間でした。全てがオレンジ色に染まり、とても綺麗です。
「あれは地球の影なんですよー」
案内の人に言われて見ると、日没とは反対側の空に、くっきりと色の分かれたところがありました。
「寒いねー」
すっかり日が暮れて星が見えるようになるまで、バスの中でお弁当を食べながら待機です。このお弁当が伊達巻き有り、魚有り、甘すぎないチキン照り焼き有りで、日本の味っ!!と私にしては珍しく全て残さず食べました。こんなに美味しいお弁当は久し振りです。
「用意が出来ました!」
外に出ると、天体望遠鏡が3つ(2台はコンピューター制御という高価そうな物)セッティングされていました。これから2つめの目的、天体観測です。でも、その前に。
「星がすごい見えるっっっっ!」
雲一つ無く、明かりのほとんどない山頂です。上弦の月になりかけて少し明るいのが残念ですが、天の川まで見える満天の星でした。
望遠鏡で見せて貰ったのは、
・月(クレーターがばっちり)
・火星(眩しかったです)
・M7(細かい星が集まって見えました)
・二重星(名前忘れました)
・アンドロメダ星雲(ぼやっとしてました)
などなど他にいくつか。あと今日見える星座の話をしてくれました。
天然プラネタリウムに夫は大満足。と〜っても寒かったですが、参加した甲斐がありました。
「明日の予定は?朝は早いですか?」
帰るとき、バスの運転手さんに訊かれました。明日は朝からシュノーケリングで、むちゃくちゃ早いです。
「じゃあ、出来るだけ急いで帰りますね!」
爆睡して着いたのは11時前くらい。速攻シャワーを浴びて寝ました。明日は唯一、目覚ましで起きなきゃならない日です。

