ニューヨーク 2000/12 :12月22日

2000年12月22日

今回は、夫がまだ仕事をしている金曜の夕方、6時40分の飛行機でまずロサンゼルスへ、そこで10時発のNY行きに乗り換えるというルートです。早々に仕事を切り上げて、3時に帰って来た夫。交代でシャワーを浴びて、荷造りをしていたら家を出たのが5時半近くでした。
「ひゃー、間に合わないんじゃないか?」
「ロング・ターム駐車場はきっといっぱいだよ、そしたら空港内のショート・タイムに停められるから間に合うって」
しかし予想外にロング・ターム駐車場は開いていて、大慌てで空き場所を探し、空港行きの無料バスを待つことになりました。それまでのんびりしていた私も、ちょっと焦ってきます。
「バス来ないよー、やばいよー」

空港に着いたのは6時過ぎ。ユナイテッドのチェックイン・カウンターにはちょっとした列が出来ていました。
「プレミア(マイ・レージ)だからビジネス・クラスの列に並べるよ」
そこはエコノミーの半分くらいの列でした。ドキドキしながら順番を待ち、いよいよ私たちの番。
「ロサンゼルス行きの飛行機は40分遅れます」
ってことは7時半近く?何だあ、焦らなくても良かったんですね。ロスからの乗り継ぎは10時、ロスで2時間ほど空くな、と思っていたくらいなので、何の問題もありません。
「10時からの直行便がありますが、それに振り替えますか?」
え?思いがけない気の利いた申し出にビックリ。2人でこそこそ相談しました。(3時間以上、ここで待たないと行けなくなるよ)(でもどうせロスで待つなら一緒でしょう、直行の方が楽だって!)(そうか)
「振り替えお願いします」
時間がない!と思っていたのが一転、怖ろしく時間をもて余すことになりました。

まずは空港内で夕食です。ユナイテッドのコンコースはさすが大手、いくつかレストランもあるし、搭乗ゲートもたくさんあります。前に小さい航空会社を利用した時は、しょぼいお店しかなくて困りましたが、ここなら食事も買い物も問題ありません。私たちはちょっとした列が出来ていた、シーフードのレストランに入りました。
「クラムチャウダーとシーザーサラダ」
「ボクはこの中華セット」
何でシーフードの店で中華セット?確かに働いている人は中国人が多いみたいですけど…。
「美味い!このチャーハン、すげー美味い!」
ニンニクが利いていてgood!でも、何だかねえ。
食事が終わってもまだまだ時間があるので、丹念にコンコース内を探索。一軒一軒、お店もチェック。こんなサンフランシスコ土産があるんだ〜、と大ウケしたり。でも、それもせいぜい1時間が限界です。
「座って待とうか」
スターバックスでココアを買って飲み、いつしか私は夫にもたれてうとうと…。

ハッと起きて時計を見たら、10時直前。あと数分で飛行機の出発です。
「まだ乗れないの?」
「飛行機、壊れちゃったんだって。出発が1時間くらい遅れるらしい」
何ですと〜??
「しかもダブルブッキングしちゃったらしくて、今晩の出発を諦めてくれる人には、今晩のホテル代と600ドルのお詫び金をくれるらしい」
600ドル?!一瞬、考えてしまった私でした<コラコラ。

その後、結局新しい飛行機にするとかで出発ゲートも変わり、サンフランシスコを出発出来たのは11時20分でした。(既に家を出てから6時間〜。)

ニューヨーク 2000/12 :12月23日

2000年12月23日

7時20分、NYに到着しました。風邪気味ということで夕食後に風邪薬を飲んでいた夫は、飛行機の中で見事に熟睡。一方、私はと言えば、乗る前に寝てしまったのと、途中で映画『トイ・ストーリー2』を見てしまったこともあり、寝不足でした。時差3時間は結構辛いです。

「荷物出てくるの遅いね〜」
JFK空港のユナイテッドの到着ターミナルは、余り大きくないし、古くて暗いイメージです。ようやく荷物をピックアップして、「さあ、マンハッタンへ!」と外に出たら、思わず空気の冷たさに息が詰まりました。
「寒い〜っ」
そそくさと建物の中に退却。交通案内カウンターを探すことにしました。
「あった、あった!」
そこでホテル名を告げて、シャトルバスに乗ることにしました。
「8時19分に来るって」
あと約20分…仕方ないので、ベンチに座って待ちます。
「来ないよ〜」
8時半になってもバスは来ません。
「まあ、こんなもんだろう」
と夫はのんびり。早くホテルで落ち着きたい、しくしく。しばらくして、ようやくバスのお迎えが来ました。途中で他の人もピックアップして、全部で9人でマンハッタンへ。道路には雪が残っています。運転も荒いですが道も悪くて、掴まっていないと転げてしまいそうでした。

あちこち各自目的のホテルを回って下ろしていくのですが、私たちは3番目で、ホテルに着いたのは9時半でした。(到着してから2時間〜!)アーリー・チェックインのお願いをしていたので、早速チェックイン。
「少し寝るね」
とシャワーを浴びる夫に言って、私はベッドに潜り込みました。

夫に起こされたのは、11時過ぎ。
「ご飯食べに行こうよ〜」
「あと10分」
うう、ネムイ…。
「10分経ったよー!パソコン繋いで、メールも落としたし」
「う〜、あと少しぃ〜」
余りの眠さに、メールなんてどうでも良いです。このまま寝たらどんなに気持ち良いかしら。ああ、でもそれじゃ夫が可哀想だし。そんな葛藤で、起きるのに30分以上掛かりました。
「支度するから待て」
顔を洗って、髪をとかして…さて、着込まないと。おもむろにカバンから取り出したのは、ダマール社のババシャツ、もといあったかお姉しゃんシャツ。カリフォルニアでは着る機会はないですが、持ってきて本当に良かったです。上下着込んで手袋、コート、戦闘態勢完了。12時にホテルを出ました。

「うわ、さむぅ〜」
道路に出た途端に襲う冷気、冷風。タイムズ・スクエアが目の前、1ブロック先なのでそこへ向かいますが、余りの寒さにカメラを出す気にもならないし、ぐるっと回って速攻、近くの店に入りました。
「寒すぎるー」
そこは気さくなイタ飯屋さんという感じだったのですが、案内されたのが窓際。目の前にタイムズ・スクエアが見えるのは良いのですが、窓の近くは外の寒さが伝わって冷え冷えしています。外を歩いている人は、顔マスクをしたり、マフラーでぐるぐるに首や耳を巻いていたり。
「あの気持ち、分かるよね〜」
私はマルガリータピザを頼んだのですが、ハッキリ言ってダメでした。ピザソースを使っていないピザなんて、ビザじゃないッス。

レストランを出て、歩いてロックフェラーセンターへ。確か数ブロックのはずです。
「寒い、寒い、寒いよ〜」
しかし歩いている内に段々と麻痺してきました。マンハッタンは碁盤の目になっているのですが、周りの建物が高いせいか、時々方向感覚を失います。
「どこ行くの?セントラルパークはあっちだよ!」
「あれれ??」
有名なツリーを見ようと思ったのですが、見付かりません。あれ〜?あれ〜?とうろうろ。諦めて次の目的地、近代美術館に向かうことにしました。
「やっぱりちゃんとした地図買わなきゃ、ダメだよー」
「あ、NBCだ。私、ここのツアーに前、参加したんだよ」
と歩いていたら、ロックフェラーセンターのツリーのあるところに偶然出ました。
「これじゃない?」
「そうだね…」
すごい混雑です。皆、橋の下を覗いているので、何かと思ったらスケートリンクでした。
「よくニュースで出てくるところだよ、ここ」
「へえー」
ツリーは夜見た方が綺麗だね、と場所の確認だけでそそくさと移動。(寒かったし<これが一番の理由?)

途中、場違いに大きい教会があったので、中に入って見学しつつ、ホテルでもらった地図で、近代美術館の確認をしました。
「ここってセント・パトリック教会というんだって」
「有名なの?」
「そうみたい」
何とも行き当たりばったりな観光ですが、ステンドグラスが綺麗でした。

MOMA、近代美術館に着きました。建物の中に入ってホッ、ああ、本当に寒かったです。
「ここってショップが面白いんでしょう?」
チケットを買って、中へ。最上階に上がって、順々に下りながら見学しました。写真、彫刻、オブジェなどいろいろあるのですが、近代なだけにかなり難解…。
「これって何か意味あるの?」
「うーむ?シュールだね」
とワケの分からない感想を言い合いながら、一階まで下りてきました。地下にカフェがあったので、ジュースを買って一休み。疲れた〜、と気が付いたら寝ていました。短時間に深く寝たのか、かなりすっきり。

「疲れちゃったねー、美術館って疲れるよねえ」
本当はこの後、グッゲンハイム美術館も制覇しようと思っていたのですが、ちょっと体力的に無理そうです。
「どうしようか?」
「エンパイア・ステート・ビルに行きたい!」
「良いよ、それで…」
どうせ行こうと思っていましたし。重い腰を上げて、寒い屋外へ出ました。
「地下鉄乗ろう、地下鉄!」
目の前にちょうど駅があったので、クレジットカードで15ドル分のメトロ・カードを買いました。地下鉄の料金は、距離に関わらず1回1ドル50セントです。自動改札口でメトロカードを所定の場所に通すと、小さなスクリーンに「GO」と表示されて、バーを押しながら中へ入ることが出来ます。
一方、出るときは料金が一定なので、バーを押して出るだけ。精算が必要ないのって、良いですね。

エンパイア・ステート・ビルエンパイア・ステート・ビルの最寄り駅に到着。寒い〜、と言いながら外に出ると、
「???エンパイア・ステート・ビルってどっち?」
あんなに高い建物なのに、周りの建物も大きいので全然分かりません。寒くて地図を出して確認するのも億劫で、適当にこっちだろう、と言う方に歩き始めました。
「あれ、何かあるよ。あれって…」
「マジソン・スクエア・ガーデンだ」
どうやら反対に歩いてしまったようです。マジソン・スクエア・ガーデンも観光ポイントなのですが、今回の目的は別です。
「寒い、寒い〜」
と信号を渡ったら、ビルの隙間からエンパイア・ステート・ビルが見えました。
「あった、あった!あれだ!」

エンパイア・ステート・ビルに入ると、正面にクリスマスらしくツリーとリースが飾られていました。
「まだ夜景には早いね。日没が見れるかな」
ところが地下のチケット売り場に行ってビックリ。ものすご〜い列、フロアを半周しています。並びに並んでチケット購入後、2階でセキュリティチェックを受けて、いったんエレベーターには乗れるのですが、下ろされたところでまた列<そこからの眺めもかなり良かったですけど。日没はとっくに過ぎて、最上階に着いた時は、すっかり夜景になっていました。

エンパイア・ステート・ビルからの夜景エンパイア・ステート・ビルはガラス越しではなく、外に出て夜景を見ることが出来ます。これがもう〜っ、
「寒いーっ、ってより痛いーっ!」
風の強いこと、冷たいこと。もう泣きそうです。何枚か写真は撮りましたが、もう我慢出来なくて中に入りました。手袋をしていなかった夫の指は、既に動かず。か、過酷過ぎます〜〜〜!!!
長時間並んでようやく上ったので、一応土産屋を見たりして時間をつぶしましたが、もう外に出る気力はなく、今度は下りるために並び始めました。途中、下りるのを頑なに拒む子どもに困っているお母さんがいて、皆の注目を集めていました。建物を出るまで泣いてイヤがっていたあの子、かなり頑固ですね〜。

「予約したステーキ屋さんに行く?」
「7時でしょ?まだ早いんじゃない?」
「でも迷うかも知れないし」
と再び地下鉄に乗って、レキシントン・アベニューへ向かいました。

予約していたステーキ屋さんに到着しました。予約の電話をした時の応対がぞんざいで、何か大衆食堂って感じだったよ、と夫は言っていたのですが、来てみればリムジンが目の前に停まっているような立派なレストランでした。
「盛装してないけど、大丈夫かな」
「すごい、ドレス着ている人いるよー。良いの〜?こんなラフな恰好で」
時間は少し早かったのですが、予約もしているし、思い切って中へ入ってみました。予約をしている旨を告げると、すぐに席へ。もちろん、コートと荷物はクロークに預けました。
座ってよく見ると、絶対にあの恰好じゃ電車には乗らないよなー、という、パーティみたいな恰好をしている人もたくさんいましたが、私たちのようなラフな恰好をしている人もかなりいたので、ホッとしました。

「さて、何を食べよう?」
このレストランはステーキはもちろんですが、シーフードも美味しいし、何と言ってもワインの種類が豊富だそうです。余りお腹の空いてなかった私たちは、前菜用にシュリンプ・カクテルと、それぞれステーキ(夫はフィレ、私はマッシュルームの入ったソースのかかったもの)を頼みました。
「付け合わせはいかが致しますか?」
パンもあるし、おそらく肉だけでお腹いっぱいになるだろうし、山ほどポテトやほうれん草、コーンが来ても食べれないと判断した私たちは、付け合わせを断りました。この時、ウェイターさんがちょっと驚いた顔をしたのが、気にはなったのですが…。

出てきたシュリンプ・カクテルは、地元で食べるような一口で食べられるような海老ではなくて、海老フライに使うような立派な海老でした。さすが、シーフードも売りにしているだけあります。
そして次に出てきたステーキに絶句。私のはまあ、想像したような量でしたが、夫のフィレは超ビッグ・サイズでした。普通フィレと言えば、四角い形で厚みが少しあって小さめ、だと思うのですが、夫のはサイコロのような形で厚みがハンパじゃありません、しかもでかい。ウェイターさんが運んで来た時、周りの人も驚いて見ていたくらいです。さらに付け合わせを頼んでいないので、夫の前に置かれたのはその肉の塊のみ。
「あー、あれだね。はじめ人間ギャートルズに出てくる肉みたい」
肉自体は美味しいのですが、いくらなんでもこんなに食べられるはずがありません。(しかも肉だけだし。)4分の3くらい食べて挫折してました。
「もう牛肉は当分見たくない!!」
そうでしょうね〜〜。

ステーキ屋を出ると、
「ここからなら歩いて4〜5ブロックだよ、ホテルまで」
と夫が言うので、歩いて帰ることにしました。NYというと夜は怖いイメージですが<?、全く安全です。犯罪者も寒くて家に入っているのかも知れません???

「おい、どこが4〜5ブロックだって?」
行けども行けどもホテルは見えず…。
「あれ〜、おかしいねえ。ははは」
倍くらい歩いたところで、昼間見たロックフェラーセンターのクリスマスツリーに出ました。さすがに夜は綺麗です。しかもすごい混雑。
「写真撮る?」
「今度で良いよ」
今度って…また来るの?でも余りに寒いので、カメラを出す気にもなりません。まあ、いいやとすぐ思ってしまいます。

9時過ぎには無事、ホテル到着。ああ、あったかい…と言いたいところですが、部屋はいまいち暖かくありません。
「暖房UP、暖房UP!」
とは言っても、Tシャツ1枚だとちょっと肌寒い?と言った程度の温度はあるんですけど。それにしても静電気のすごいこと!!もうバチバチいってます。

交代でお風呂に入り、ネットをやってのんびりして、気が付けば12時。8時に目覚ましをセットして、今日はおやすみなさい。

ニューヨーク 2000/12 :12月24日

2000年12月24日

目覚ましをセットしたのは8時。なのに、起きたら既に10時でありました。
「何でちゃんと起きてないのに、目覚まし止めちゃうのよ〜!」
今日はひろゆきさんとお昼を食べる約束をしていて、午前中にグッゲンハイム美術館を見ようと思っていたのに、この時間じゃもう無理です。
「もうイイや、寝ちゃおう〜」
「しかしそれじゃ、余りにもったいなくない?」
ふみゅ〜〜〜。一応だらだらと支度を始め、しばらくすると、TVをつけた夫が驚くべき事実に気付きました。
「めぐと、ここの時計、1時間違ってる…!」
何っ?何と、目覚ましに使っていた部屋の時計は、未だにサマータイムのままだったのです。実際はまだ1時間早い9時過ぎ。
「急いで支度して、美術館に行こう!」
昨夜は12時に寝たと思っていましたが、実はまだ11時だったんですね。しかし、こんなことがあって良いのでしょうか?>ホテル

グッゲンハイム美術館グッゲンハイム美術館はちょっと離れたところにあるので、タクシーを拾って行きました。セントラル・パークを横目に走り、美術館に着いたのは10時半くらい。良かった、まだお昼まで時間があります。

この美術館は、展示物よりも、そのかたつむり型のユニークな概観で有名です。中に入るとチケット売り場があるのですが、天井は6階まで吹き抜け、螺旋状回廊が建物の壁に添ってあります。館内には音楽が流れ、これがまた心地良いです。
「クロークにコートを預けよう」
身軽になったところで、螺旋状の回廊を歩いて上り始めました。私たちが行った時は、ちょうど『ジョルジオ・アルマーニ展』をやっていて、回廊のスペースに服が展示されていました。正直言って、ショー用の服なんて余り関心ないね、と話していたのですが、その展示の美しさにいつしか魅了され、2回、3回と戻り、気に入ったモノを繰り返し見ました。
夫が気に入ったのは、白いドレス1点のみが黒の空間に置かれ、ちょっと狭くなったところから見るもの。何だか不思議な美しさを醸し出しています。ジョルジオ・アルマーニの服は、映画でもよく使われているので、その展示もありました。無声で映画のカットが流される中、洋服の間をスポットライトが時々動きます。私はこれが何となく気に入りました。
常設としては、ピカソやセザンヌの絵もあるのですが、そういう普通の絵画よりも、建物に興味惹かれるのは、ちょっと皮肉でしょうか。

「NYで一番印象に残ったのは、グッゲンハイム美術館」
これが夫の感想でした。

グッゲンハイム美術館グッゲンハイム美術館を十二分に堪能した私たちは、お昼を一緒に食べるべくひろゆきさんに連絡をして、中で待っていることにしました。座って上を見ると、螺旋回廊が見えます。
「このBGMがまた良いよねえ」
「何か心地良い場所だよねえ」
……。気が付いたら寝ていて、ひろゆきさんに起こされました。ありゃりゃ…。

お腹も空いていたので、ひろゆきさんの車でお勧めのフランス料理店へ。橋の下をレストランに改造したというだけあって、天井がとても高いです。1階と2階がありますが、お昼だったからか、2階は開いていませんでした。
前菜、メイン、デザートとバラバラのものを頼んで、分け合って食べました。私が頼んだ前菜は生ガキ、ぷりぷりして美味しいです。メイン、デザートともに非常に手がかかっていて、
「アメリカでもこんな繊細な料理が食べられるんだなあ」
とちょっと感動しました。見た目が美しく、美味しい物を食べて、お茶を飲みつつホッ…はぁ〜、贅沢な時間です。

お腹がいっぱいになったところで、ひろゆきさんの車でソーホーへ。面白いお店が集まっているとのこと、楽しみです。駐車場探しが大変なので、少し離れているところに車を停めて、歩いて中心地?へ向かいました。
「あ、グッゲンハイム美術館別館だ」
1階がショップになっているので、寒いこともあって直行です。午前中に行った本館よりも広くて、グッズが充実していました。適当に楽しんで外に出ます。
「あとは適当に面白そうなお店を見て歩こう」
洋服には興味がないので、入ったのは雑貨屋系統ばかり。廃品を利用して作ったグッズ、どうやって何に使うの?と分からないグッズ、これを部屋に置いたら浮きまくり〜というグッズなどなど、個性的で面白いお店が並んでいます。あっちにうろうろ、こっちにうろうろ、ちょこちょこ覗いては楽しみました。そんな中で私たちが買ったのは、猫の置物。
「キッチンの飾り窓に置こう」
結局、飾り窓ではなくて、現在は棚に置いてあるのですが、NYにゃ〜、と呼んで可愛がっています。

日が落ちてきたので車に戻り、リトル・イタリー、チャイナ・タウンを抜け、ひろゆきさんがお友だちの家にプレゼントを置きに行く用事に付き合いました。そう、今日はクリスマス・イブなのです。
「どこへ行きたい?」
という質問に、
「ブルックリン橋からNYの夜景が見たい!」
と夫。車で向かうことになりました。

遊歩道から見たマンハッタン暖かい車の中でぬくぬくしていたら、寝てしまいました。(寝てばっかだな>私。)気が付くと暗い住宅街を走っていて、左手にマンハッタンの夜景が時折顔を覗かせていました。
「わー、キレイ!」
「遊歩道になっているから、そこに行こうね。まずどこかに車を停めて…」
しかしクリスマス時期のせいか?全く空いているスペースが見付かりません。激寒なので余り遠くには停めたくないのですが、う〜む、これでは…。しつこく、しつこく、何周もして、ようやく出ようとしている車を発見!速攻そこに停めました。
「寒いから毛布を持っていった方が良いよ」
ひろゆきさん。何て気が利くんでしょう!!頭から被ってすごい状態ですが、暖かさには代えられません。

「綺麗!…だけど寒いーっ!つーか、痛い!!」
川沿いのせいか吹いてくる風の冷たいこと!カメラの電池はお亡くなりになるし、数枚写真を撮ったら限界です。私たち以外に夜景を見に来ている人も、寒すぎるせいか一人もいません。
「でも今ホリデーだから、これでも光が少ない方なんだよ。いつもだったらもっとビルに明かりがあるから」
なるほどー。それにしてもここらへんに住んでいる人は、部屋の中から毎日この夜景が見れるのですね。実に贅沢です。

夜景に満足したところで、夕食にすることにしました。
「何、食べようかねえ??」
そして向かったのは、イースト・ビレッジにあるインドカレーレストラン街。クリスマス・イブにカレーというのも乙なモノでしょう?

「どのカレー屋も似たようなメニューでね。これは笑い話なんだけど、どこの店でオーダーしても、奥の厨房は一つで、そこでまとめて作っているんじゃないかって」
ひろゆきさん。確かに、外に出ているメニューを見ても、ほとんど変わりがありません。まあ余り変わり様がないのは当然かも知れないですけどね。
「スープ、デザートまでついて××ドル!生演奏もする」
まん丸い恰好をした客引きのおじさんに誘われて、まんまとそのお店に入りました。外は風が冷たいし、どこ入っても一緒って感じだし、まあ、良いでしょう。いつもはあちこちのお店でこういう客引きがいるそうですが、今日はクリスマス・イブのせいか、客引きをしていたそこのお店だけでした。
味はまあまあ。マンゴーラッシーに氷が入っていたのがちょっとでしたが、スープや前菜までついて、お腹いっぱいでした。食べきれないよ〜。

帰りはホテルまでひろゆきさんの車で送ってもらいました。さて、明日はどこへ行こうかな??

ニューヨーク 2000/12 :12月25日

2000年12月25日

今日はクリスマス。観光地もお休みのところが多いです。ガイドブックでクリスマスにお休みでない場所を探しました。
「自由の女神はやってるようだよ」
「じゃあ、そこに行こう」
で、地下鉄でサウス・フェリー駅へ。

そろそろ着くなあと思っていたところ、突然電車が止まりました。???まだ途中なのに。
「前の車両に移動しなきゃ」
??何で?
「今、放送があったよ。駅が小さいから、前の車両でしか降りれないって」
ありゃー、何か喋っていたのは、そういうことだったんだ。同じく分からずまだ座っている人にも夫が声をかけて、一緒に前の車両に移動…何とか降りることが出来ました。自由の女神に行く人は皆使う駅だろうに、小さいんですねえ。

外に出ると目の前が公園で、むちゃくちゃ風が冷たくて寒いです。でも自由の女神行きのフェリーは、このバッテリーパークの中にあるので、行かないワケには行きません。
「耳が痛い〜」
冷たくて泣きそうです。耳当ての必要をひしひしと感じました。しかもそんな思いをしてここまで来たのに、
「やってないじゃん」
クリスマスでお休みでした。同じようにガッカリして戻る人がたくさんいました。あああ〜、何のために来たのやら〜。

寒いし、すごすごと帰ろうと思い地下鉄へと急いだのですが、
「せっかくだから見て行こうよ」
と夫が言うので、駅の上にあった階段を上がってみました。そこは広い空間があって、フェリー乗り場の待合場所になっていました。
「すごい人だねえ」
しかしちょうどフェリーが着いたのか、見る間に人が乗り場へと吸い込まれて行きました。
「フェリー、無料だって書いてあるよ!」
ええ?乗るの?どこへ行くかも分からないのに??夫に手を引かれて、私たちも後に続きました。確かにフェリーが泊まっています。
「本当に乗るの?」
「また乗って帰ってくれば良いじゃん」
う〜む。まあ、時間もあるから良いかあ。

フェリーに乗ってからガイドブックで調べたところ、スタテン島行きフェリーであることが分かりました。公共交通機関なので無料。自由の女神の正面を通るので人気があるそうです。往復で約50分。
「マンハッタンが遠くなっていく〜」
「写真撮ろう、写真!!」
とデッキに出ると寒いこと、寒いこと!ひ〜っ。それでもデッキで自由の女神をバックに写真を撮る人は、後を絶ちません。
「帰りにしよう、中へ入ろう」
ちょっと根性なしの私たちでした。

フェリーから見たマンハッタンスタテン島に着くと、余り時間を空けずにフェリーはまたマンハッタンへと戻り始めました。客室では、楽器を持ち込んで演奏を始めたグループがあって、それに合わせて踊る人ありで、とても賑やかです。
「今度こそ写真撮らなきゃ!」
寒いので、ギリギリまで待ってからデッキに出ます。
「ひーっ、寒いー!」
景色を何枚か撮って、後は近くにいた親子連れに頼んで、交代で写真を撮りました。もう風が強くて、寒くて、顔がひきつりまくりです。
「手が死んだ…」
客席に戻ってちょっとだけホッ。後で写真を現像したら、やはりフェリーの上で揺れていたのか、ピントがいまいちでした。

「よーし、次はワールド・トレード・センターに行くぞぉ!」
そこはやっているんでしょうねえ。

ワールド・トレード・センターから地下鉄に乗り、ワールド・トレード・センターの駅に着きました。うーん、ちょっと人が少ないような。それもそのはず。地下のお店はクリスマスで軒並み閉まっていたのです。
「あ、でも展望台は開いてるね」
チケットを買って、エレベーターへ。ここでもセキュリティ・チェックがありましたが、エンパイア・ステート・ビルのようには待つことなく展望台へあがれました。エレベーターの係のお兄さんが面白くて、皆を笑わせてくれました。

「昼間のマンハッタンだ!」
ということで写真など。ぐるっと一周すると、エスカレーターがあって外の展望台に出ることが出来ました。しかし風が冷たくて寒いっっ。ここも一周してすぐに中へ入りました。
「そういえばお昼まだだったね」
「あんまりお腹空いてないけど…」
と展望台の軽食コーナーでフライポテトを買って食べました。あー、あんまり美味しくないです。

「これからど〜する?」
「ジョン・レノンのダコタ・ハウスでも行くかね?」
「場所分かるの?」
「多分…セントラル・パークの方」
地下鉄に乗り、北を目指しました。

セントラル・パークの目の前、コロンバス・サークル駅で降りました。
「うわ、もう夜だ」
既に日が落ちて真っ暗。目の前が公園だけに暗く感じます。
「ジョン・レノンのって、しっかり場所分かるの?」
「いや…」
「……」
正直言って2人とも、どんな建物かも知らないんですよねえ。それを日が落ちてから探すというのは、かなり無謀です。
「止めようか?」
「そうだね」
でもせっかく来て、そのまま又地下鉄に戻るのも癪なので、公園添いを歩くことにしました。が、当然ながら寒い…冷たい…。風が痛いです。

しばらく行けば地下鉄の駅もあるだろう、と思ったけれど、ありません。ほとんど人の歩いていない大通り、大きなホテルの前をいくつも歩いていたら、何か情けなくて泣きたくなってきました。
「あ、ほら!映画『ビッグ』に出てきたオモチャ屋さんだよ!」
「閉まってるじゃん…」
余り寒くて、段々麻痺してきました。鼻水が出てても絶対に気が付きません<汚いって…。
「ダメだ!ガイドブック見て、確認して!」
もう適当に歩いていられる体力はありません。半分以上戻ったくらいのところに1つ駅がありました。頑張って歩きます。
「がーっ、閉鎖されてる!!!」
結局、最初に降りた地下鉄駅まで逆戻り。ひー、何しに行ったんだか…ただ過酷なだけでした。

命からがら?ホテルに帰ってきました。すっかり冷たくなった手を、お湯で温めます。最初はお湯がどれくらい熱いかも分からない…麻痺してます。余りの寒さに体力を奪われ、ほとほと疲れてしまいました。体が少しぬくくなり、気持ち良いです。
「ご飯どうする〜?」
えー、また外に出るのぉ?
「だって出ないと食べれないよ」
あああー、近場が良い、近場が。ホテル内のレストランも見てみましたが、いまいち。寒いので、温かいラーメンなどを食べたいです。
「ホテルの人に聞いてみようか」

「フォーマル?カジュアル?」
んー、カジュアル。
「だったら…」
その場にいたホテルマン3人が、あ〜だこ〜だと言い合って、2軒の中華屋さんを教えてくれました。一応、2つとも1〜2ブロックくらいの距離です。
「寒っ…」
外に出ると空気が凍りそうに冷たいです。教えて貰った通りに歩くと、本当に小さな中華屋さんがありました。縦に長くて狭くて、立ち食いという感じの店です。
「ここは止めよう…」
「カジュアルというと、こういう店になるんじゃないの?」
ドキドキして行った2軒目は、さっきの3倍くらいの広さで、チェーン店でした。
「寒いからここに決まり!」
スープで温まりました。でも味はまあ、そこそこかな。

寒さで疲れ、ホテルに帰ると速攻寝ました。

ニューヨーク 2000/12 :12月26日

2000年12月26日

いよいよNY最終日。明日には飛行機の乗って帰らないといけません。さて、どこへ行くかと言えば。
「自由の女神。やっぱ、これだろう?」
やっぱり行くのね。

昨日と同じく、地下鉄に乗ってサウス・フェリー駅へ。バッテリーパークに行くと、昨日よりも観光客は多くいて、閉まっていたチケットブースも空いていました。
「何時のフェリーに乗れるの?」
「今、停まっているヤツに乗れるようだよ」
何っ?それは急がないといけません。こんな寒いところで、何分も時間をつぶしていられないですからね。

フェリーの停まっているのは水辺なので(当たり前)、もう風がびゅーびゅー吹いて、それがまた寒くて、寒くて…。襟を立てて、手袋をした手をコートのポケットにしっかりしまい、体力がなくならないようにひたすら下を向いて並んでいました。
「まだ〜?まだ〜?」
時間じゃないのか、なかなかフェリーに乗せれくれません。過酷です…。
「動いた」
寒いので、皆急いでフェリーに乗りました。余り大きくないので、席はすぐに埋まってしまいます。私と夫は、自由の女神が見える側をキープしました。

ほどなくフェリーが出発。水辺には乗り切れなかった人がまだ並んでいました。新しいフェリーが来るまでああして待つのでしょうか。寒そうです。

珍しい?自由の女神の後ろ姿フェリーは自由の女神の正面を通って裏側に行き、自由の女神のあるリバティー島に到着。ぐわっ、寒い〜っ!そそくさと桟橋を離れます。桟橋には今着いたフェリーで帰ろうとする人の列がありました。ここで待っている寒さを考えると頭痛がしそうです。何はともあれ、
「自由の女神に上ろう!」
ショップを通過して自由の女神の真後ろに来ると、四角い大きなテントが張ってあって、右と左に別れてぎっしり列が出来ていました。
「また並ぶのかい…」
しかしここまで来て入らないワケにもいきません。私たちは左の列の最後尾に付きました。

「テントのおかげで風が入らないから楽だね」
と言っていたのも最初だけ。段々と足下からシンシンと冷えてきて、先が思いやられます。右と左の列の真ん中は、帰る人用に空けてあるのですが、ぽつぽつとしか通らないのです。この間隔で行くと、中に入れるのは1時間後でしょうか。
30分以上並んで、ようやくテントを抜けました。ここからは一列で、自由の女神の台座の入り口まで列が延びています。これがまた吹きっさらし&日陰で寒い、いや、冷たいこと!!!しかもほとんど進まないのです。
「拷問だよ、これは〜〜〜」
マジに泣けてきました。ひたすら、早く進むことだけを祈っていました。

ようやく吹きっさらしから脱して、壁際までやってきました。少しは風が防げるかと思いきや、やっぱり冷たい風が吹いてきます。あと少しで入り口なのに、これが全然進まない。ドアをびっちり閉めて全く中に入れてくれないのです。多分、人数調整で人が出ないと入れないのだと思います。
「早くしてよ、ひ〜」
もうイヤ!と切れそうです。さんざん待たされて、ようやくドアが開きました。皆少しでも風を避けたくて、無理にでも入ろうとします。
中に入るとポカポカ暖房が…ということは一切なく、ただ風が吹かないだけでした。それでも嬉しいです。セキュリティチェックを終えて、ようやく列から解放されました!

が。目の前には既に展望台へ上がるための列が出来ています。1つはエレベーター用、1つは階段用。
「そりゃ、エレベーターだろう」
しかしこのエレベーター、自由の女神の台座までしか行きません。そこから階段で上へあがることも出来ません。もし女神の冠の部分にある展望室へ行きたかったら、ここから階段で行くしかないのです。階段の列はほとんど進んでいません。
「……ここで並んだら3時間くらいはかかるよねえ」
「……」
寒さとの戦いで、既に階段の列に並ぶ気力&体力は、私たちには残っていませんでした。

足下から見た自由の女神15分ほど並んで、エレベーターに。ガラス張りのエレベーターなので、周りに階段組が並んでいるのが見えます。やはりほとんど動いていません。
「着いた!」
外に出ます。
「わ〜い!」
って全然高くないです。階段組なら冠まで行けますが、こっちは台座。文字通り足下にもおよばないのです。せめて腰くらいの高さなら…。
「これだけのためにあんな思いをしてまで並んでいたのかー」
と考えると悲しいですが、今から階段組に入る気にはとてもなりません。
「行くか…」
「またもっと気候の良い時に来れば良いよね!」

そそくさと降りて、台座の部分にあるアメリカ移民博物館を観ました。(これを観るためにも、並ばないと入れないワケです。)ここでは自由の女神が作られる過程をムービーで見ることが出来ます。これが結構面白くて、私はきっちり見てしまいました。
「さて、帰るかね」
ああ、あれだけ並んだのに何だかとてもあっけないです。

フェリー乗り場を見ると、ちょうどフェリーは来ていなくて、冷た〜い風の吹く中、寒そうに待っている人が見えました。
「少し時間をつぶそう…」
ためらわずショップへ。しかし余り欲しいモノはありません。
「奥にファーストフードあるじゃん」
「ついでだから、食べてく?」
「えー…まあ、良いけど」
昨日に続き、質素な食事です。
「私、チーズバーガーね」

チーズバーガー、ホットドッグ、ポテトフライ、飲み物をトレイに乗せてもらいましたが、空いている席がありません。というか、ボックス席のようなものはなくて、ちょい高めの小さい丸テーブルがいくつかあるだけです。(腰を乗せるようなモノもあったかな…うむむ、忘れました。)しかもすごい人で、ボケッと立ってもいられません。
「ボクがトレイを持っているから、めぐと食べて良いよ」
「うわー、すごいね、これ」
チーズバーガーは本当に肉(しかも黒く固い)とチーズだけ、タマネギもレタスもありません。仕方ないのでケチャップをぶちぶち付けます。余りに落ち着かないので、ゴミ箱の横のスペースにトレイを置きましたが、ひっきりなしにゴミを捨てに人が来るので、全く落ち着けません。
「エクスキューズ・ミー」
と言うので、ここを通るのかと避けたら、ちゃっかりそこの場所を取る人もいるし。オイオイ!
「もうイイや、私。もういらない」
半分食べて挫折。混みすぎです、ホントに!

せっかく時間をつぶしたのに、フェリーは先ほど出てしまったのか、待ちの列がまた出来ていました。仕方ないので並びます。
「寒いよぉ〜〜〜」
強い冷風が時折吹いてきます。考えるのは、早くフェリーが来て〜、ということのみ。体力消耗しまくりです。
フェリーが来て、ようやくマンハッタンに戻ってきました。これから行く人も多いようです。今から並んだら、閉館時間になってしまうんじゃないですかねえ?

「今日はもういいや」
とホテルに直行。部屋に着いてホッとしました。夕食はまたひろゆきさんと一緒に食べることにして、時間までパソコンゲームなどして遊びました。何しにNYへ来ているかな〜…。

夕食の待ち合わせをしていたひろゆきさんが、車で迎えに来てくれました。
「ロシア料理の店に行こうと思うんだけど、良いかな?」
美味しそう、と即OK。私たちの家の近くでは、すぐ行けるロシア料理のお店はないですから。
「電話したら予約は必要ないと言われたんだけど…」
近くに車を停めて、お店Russian Tea Roomへ。うわわ、立派なお店です。内装も真っ赤で豪華。こんな恰好で良いのかしら?ひとまず名前を言って、地下のクロークにコートを預け、身軽になりました。
「ご案内までまだ少しかかるので、良かったら上の階をご覧になってきてください。最上階はパーティをしているのでダメですが」
とお店の人に言われ、喜んで店内見学。2階、3階と内装が全く違い、しかもそれがどこのお城?というようにゴージャスです。天井が高いので、階段も長いです。(私たちは降りるときは階段を使いました。)地下に写真が飾られていた、ガラスの熊の中にいる金魚も、遠くから確認しました。とても本格的で、さすがNY!と感心しきりです。

席に案内され、まずは飲み物を頼みました。ロシアなので、ウォッカ・ベースが多いらしいですが、私はアルコールがダメなので、お店の人お勧めの「スリーピング・ビューティ」というノン・アルコールのカクテルをお願いしました。普通のカクテルよりも値段が張るのですが、これがすごく美味しかった!!周りに運ばれている料理を見ると、どれも美味しそうで、期待大です。
「皆で分けて食べようね」
と、フォアグラ、ボルシチ、ビーフストロガノフなど全部皆で分けました。料理の詳しいことは、写真付きでひろゆきさんのヨシュランというサイトで紹介されているので、見てください。ちなみに2日前一緒に行ったお昼のフランス料理も載っています。

セントラル・パーク内のレストラン満足してお店を出て、近くにあるハードロック・カフェで夫はTシャツを買いました。
「毎回、買っているの?」
「う〜ん、たいてい買っているかなあ?」
無理に買わなくても良いんだよ〜、と私は思っているのですが、夫は他に土産を買わない分、Tシャツはやたら増えています。しかもハードロック・カフェだから、似たようなのばかり…。

「せっかくだから、ちょっとハーレムの方、車で行ってみますか?」
ひろゆきさん。わ〜い、行きたい、行きたい!!
セントラル・パーク横を走っている時、とても綺麗なイルミネーションを見付けたので、降りて写真を撮りました。公園の飾りかと思ったら、公園内にあるレストランのものだったようです。写真だといまいちですが、緑の色が変わっていてとても綺麗でした。
「ダコタハウスもこの辺りだと思うんだけど…」
やっぱりよく分かっていない私たちでした。

セントラル・パーク近辺は高級住宅街という感じなのですが、それを抜けた途端に雰囲気が変わりました。道も悪いし、お店の文字も英語ではないものがチラホラ。しかしすごく治安が悪いという感じはしません。(寒さのせいかホームレスもいなかったし…。)場所にもよると思いますが。
「最近は日本人学生でもハーレムに住んでいる人がいますよ」

ホテルまで送ってもらい、ひろゆきさんともさよなら。本当にお世話になりました。明日はもう帰らなくては。

ニューヨーク 2000/12 :12月27日

2000年12月27日

飛行機の時間が遅かったので、のんびり起床。乾燥が激しいので、毎晩寝る前に水を撒いていたこの部屋とも、今日でお別れです。部屋にあめ玉があったのも嬉しかったです<乾燥で喉がやられるから?
チェック・アウトを済ませ、荷物を預けて、タイムズ・スクエア前のマクドナルドで軽く食べました。(これがむちゃくちゃ混んでいた!)
「タイムズ・スクエアともさよならだねえ」
クリスマスには閉まっていて閑散としていたここも、今はもう活気が戻っています。そういえば、ミュージカルを1本も観ませんでした。寒さに負けて、写真も余り撮りませんでしたし。
「今度は暖かい時に来ようね!」

ホテルで荷物をもらい、タクシーでJFK空港へ。
運転手さんが気を利かして?どこかの競技場の横を通ったりしてくれたそうですが、私はうとうとしていたので気付きませんでした。眠い…。

極寒でしたが、美味しいモノを食べて、ちゃんと観光もして、楽しいNY旅行でした。きっとまた来ます。それにしても帰った時、サンフランシスコが暖かく感じたこと!!!肩の凝るコートがいらないのは、嬉しいです。

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